本館古勢起屋

銀山温泉のご紹介

旬到来!食べ比べも楽しい山形の「さくらんぼ」

  「果物の宝石」とも呼ばれる、つやつやとした鮮やかなルビー色。
  口に入れるとぷちん、と弾けるジューシーで上品な甘み。

  愛くるしいそのカタチでも人気の「さくらんぼ」は、
  全国シェアの7割近くを山形県が占める、まさに山形を代表するフルーツです。
  山形のサクランボが旬を迎えるのは6月上旬~7月上旬頃。

  「さくらんぼ」の産地がなぜ山形?という疑問ですが、その理由は冬の雪に関係しています。
  積雪の多さでも知られる山形は、土壌水分が春先まで乾燥せず地中に長くとどまり、
  そのぶん、みずみずしい美味しい「さくらんぼ」ができるのです。

  とはいえ、水分が多く果皮の繊細な「さくらんぼ」は、その栽培にとても手のかかる作物。
  雨にあたると実が壊れてしまうため、農家では実が色づき始めると天候をみて
  雨避けハウスで畑の天井一面を覆い、鳥による獣害にも細心の注意を払いながら
  わが子を育てるように手間ひまかけて、大切に大切に「さくらんぼ」を育てています。

  ちなみに、「さくらんぼ」の種をそのまま植えても花は咲きますが、美味しい実にはなりません。
  実はこの「さくらんぼ」、《接木 つぎき》という根の強い違う品種の木(台木)に、
  切り取った枝を接いで固定して育てることで、初めてあの美味しい実ができるのです。

  近年ではこの方法によって新しい品種も登場して収穫時期も延び、
  さまざまな味わいの「さくらんぼ」が気軽に楽しめるようになりました。

  「さくらんぼ」の一大生産地である東根は、当館から車で1時間程度!
  東根は「さくらんぼ」の高級品種「佐藤錦」の発祥の地です。

  生産者の顔が見える産地で、愛いっぱいに育てられた「さくらんぼ」。
  一年に一度のシーズン!今年はぜひ、食べ比べを楽しんでみてくださいね。

  お車での観光には、さくらんぼ東根駅でのレンタカーが便利です!

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