本館古勢起屋

銀山温泉のご紹介

「本館古勢起屋」が登録有形文化財に登録されました

このたび「本館古勢起屋」が令和5年8月7日付で、
国の登録有形文化財に登録されました。


登録有形文化財は、1996年(平成8)年の文化財保護法改正により創設された文化財登録制度に基づき、
国の「文化審議会」の調査を経て文化庁によって認定・登録される有形文化財です。

「本館古勢起屋」は大正3(1914)年の建造後、昭和7(1932)年に増築され、
さらに長きに渡る全面改修を経た令和4(2022)年7月、ふたたび現代に蘇りました。

登録有形文化財は
・国土の歴史的景観に寄与しているもの
・造形の規範となっているもの
・再現することが容易でないもの
の3つの条件のうち、いずれかに当てはまるものとされています。

今回の登録では「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として、伝統産業施設のカテゴリーに登録されました。


[建物の解説文](文化庁サイトより)
銀山温泉街の銀山川北岸に所在する木造三階建温泉旅館。入母屋造銅板葺で各階に庇を巡らす。一階表通り側に浴室を設ける当地旅館の典型。客室は元は床構え付和室を並べる。玄関及び塔屋状の構えと、銀山川を望む二・三階の縁は歴史的温泉街の風情を形成する。

■登録有形文化財(建造物)
https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails/101/00014557

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