すいか七変化!産地ならではのおすすめ土産
今年も尾花沢に「すいか」の季節がやってきました。
熊本県、千葉県に次いで全国第3位の生産量を誇る山形県!
中でも糖度12~13度を誇る「尾花沢すいか」は
全国的なブランドとして知られています。
日本に「すいか」が入ってきたのは安土桃山時代と言われ、
明治時代には欧米から多数の品種が入り普及。
尾花沢では昭和初期から本格的な作付けが始まりました。
尾花沢でおいしい「すいか」が作れる理由は
山々に囲まれた盆地地形にあります。
「すいか」の生産時期にあたる夏には、
フェーン現象の影響で昼間が非常に暑く、
夜間の気温はグッと下がるため1日の寒暖差が大きいのです。
「すいか」は昼間に光合成をして果肉に栄養分をため込みます。
低温になる夜間に「すいか」は呼吸を抑えるため、
この栄養分を使うことがほとんどありません。
余った栄養分は糖分へと変化し蓄積され、
甘い果汁たっぷりの「すいか」に育つという仕組みです。
またおいしさの秘密は栽培から出荷まで
徹底した品質管理にもあります。
すいか農家では土壌つくりからこだわり、
土壌に優しい有機肥料・天然由来成分の農薬を使用。
「尾花沢すいか」の名で出荷されるものは実のつまりや
水分の加減など厳しい品質検査をされ、すべてクリアした
「秀品」だけが市場に出回っているのです。
「すいか」のほとんどは水分ですが、
ミネラルやビタミン類を多く含み、
天然のスポーツドリンクとも言われています。
利尿効果が高く、腎臓病、高血圧にも効果があり、
体を冷やす作用で夏バテや二日酔いにも効果的!
夏すいか日本一の山形県では、まさにいま、
7月から8月にかけての出荷が最盛期です!
現地では「すいか」王国ならではの初めて知る加工品も勢揃い!
今回はそのいくつかをご紹介します!
皮の近くまできっちり甘い「尾花沢すいか」の生食とともにぜひ、
ご当地自慢の味わいを楽しんでみてください!
■すいかカレー
尾花沢のスイカと、尾花沢和牛という
2つの特産品を合わせたご当地カレー。
水は一切加えずに、スイカの果肉部分だけで
尾花沢牛、野菜などをじっくり煮込みました。
平成27年度 山形ふるさと食品コンクール 県知事賞受賞。
■スイ辛冷麺
麺の上にのってる「すいか」らしきもの・・
実は独自製法でキムチを凍らせた、キムチ味の調味料です。
食べる時はお好みで少しづつ溶かして食べるのが
「尾花沢冷麺」の流儀!!
■すいかの子っこ
山形の伝統的なナスの漬物 “ぺそら漬”に着想を得た
すいかのお漬物。漬け込むすいかは、花が散って
膨らんできたばかりの小さな実が原料です。
■すいかサイダー
夏すいか生産量日本一を誇る尾花沢すいかの果汁を、
たっぷりと30%使用。 すいかの瑞々しさをそのままに、
飲みやすく仕上げたこだわりの高果汁サイダー。
目を引く可愛いパッケージも人気!
■すいか糖
生食でもおいしい完熟した尾花沢すいかを
じっくり煮詰めて糖度80%以上に濃縮。
約150gのすいか糖を作るのに、大きなすいかを
まるまる一個使用(もちろん混ぜ物なし)!
成分が凝縮され、地元では昔から
天然の健康食品として重宝されています。
画像参照:やまがたへの旅(https://yamagatakanko.com/)
尾花沢市観光物産協会(https://www.obane-kankou.jp/)
たねるや もがみ物産館(https://www.mogami-bussan.com/)