銀山温泉は清々しい白銀の世界です
2022年が始まりました。
今年は年明け早々、寒波が立て続き、
銀山温泉も深い白銀の世界です。
ちなみに「雪ぐ」と書いて「すすぐ」。
雪には“洗い清める”という意味もあり
まさに新しい一年の始まりに相応しい景色かもしれません。
気象庁の発表によれば
現在の尾花沢の積雪は101センチ(2022.1.12現在)。
平年比131%ということのようです。
とはいえ、そこは国内有数の
豪雪地帯として知られている尾花沢。
観測史上一位の積雪量は
なんと256センチ(2018年2月14日)!
歴史ある建物を守るための雪下ろし作業も含め、
ここで暮らす人々にとって
冬の大雪は慣れ親しんだ景色であるとともに、
この地の自然と共生していく
通過儀礼のようなものかもしれません。
唐破風の玄関に格子の窓、木造のバルコニー。
見事な“こて絵”(漆喰のレリーフ)やガス灯など。
雪景色の中で楽しむ日本の建築美も
また味わい深い趣きです。
もちろん、歴史ある温泉のぬくもりも
ひときわ身に沁みるあたたかさ。
銀山温泉から雪が姿を消すのは例年4月初旬ですが、
見頃はやはり、1月から2月にかけてです。
銀山温泉の真骨頂を味わえる厳寒の冬。
新しい一年の始まりに
ぜひ「こころ雪ぐ」美しい雪の季節へお出掛けください。
あたたかなおもてなしをご用意して
皆様のお越しをお待ち申し上げております。
本年も、ご愛顧の程、宜しくお願いいたします。
【ご連絡】
現在、温泉街手前1キロほどは除雪のため道幅も狭くなっております。
また、当館から温泉街へと続く下り坂は緊急車両の通行確保のため
日帰り観光の車両の通行規制を行っております。
温泉街の共同駐車場につきましても、冬季間はご利用いただけません。
ご不便をおかけいたしますがご協力の程、宜しくお願いいたします。