本館古勢起屋

銀山温泉のご紹介

こたつ船で楽しむ、冬の最上川舟下り

山形県内を南北229kmに渡って流れ、
日本三大急流のひとつにも
数えられている「最上川」。

江戸時代には、酒田湊経由で紅花やお米を
上方へ運ぶ最上川船運で栄え、
山形の歴史と文化の大動脈を担っていました。

現在は、白糸の滝などの名勝を望む
風光明媚な最上峡を船頭の名調子を聞きながら
約1時間程で楽しむ舟下り観光で知られ、
山形を代表する人気スポットとなっています。

四季それぞれに異なる美しさの中でも
とりわけ情緒あふれるのが冬。
観光客で賑わう夏や秋とは異なる静けさの中、
降り積もった雪と澄んだ空気が生み出す
水墨画の世界をすべるように進む船上からの景色は、
慌ただしい日常を忘れさせてくれる一服の清涼です。

画像参照:山形県ホームページ(https://www.pref.yamagata.jp/index.html)

雪の便りが届く12月から3月にかけては
風流なこたつ船として運航することでも愛され、
温かい船内で暖をとりながらの贅沢な雪見船が満喫できます。

さらに船内では駅弁ならぬ、
オリジナルの船弁も事前予約でいただけます。

お客様の中には地元の銘菓や
地酒をこたつの上に広げ、小一時間程の
優雅な船上宴会を楽しむ方もおられるようです。

乗船場となる「古口港(戸沢藩船番所)」までは
銀山温泉から車で約1時間程度。

もちろん、予約せずに車で訪れても大丈夫。
下船場の草薙発から戸沢藩船番所行きの
路線バスが出ています。
また車の回送運転(有料)もお願いできます。

陸路からは眺めることができない
雄大な絶景を五感で体感できる冬の船旅は、
雪王国、山形が見せてくれる特別な風流です。

▽最上峡芭蕉ライン 舟下り
https://www.blf.co.jp/index.html

人気の記事