今年も新そばの季節がやってきました
今年も山形の風物詩、
秋の『新そば』の季節がやってきました。
山形は言わずと知れた『そば王国』。
くだもの、お米、芋煮などでも有名な山形ですが
実はそばの生産量も全国トップクラス。
秋の沿道には、あちこちでフワフワと風に揺れる
白く可憐な蕎麦の花を目にすることができます。
山間部や盆地の多い山形は昼夜の寒暖差が激しく、
香り高く甘みを持つ、そば栽培の好適地。
それだけに、そば屋の数も圧倒的で
地元はもちろん、県外からもわざわざ食べにくるほど、
個性豊かなおいしいそば屋が点在しています。
いいそば屋を知っていること。
それが山形県人にとっては、ちょっとしたステータス。
美食『通』の代名詞のようなものかもしれません。
銀山温泉のある尾花沢は、
実は東北一のそばの作付面積を誇るそば処。
尾花沢で広く栽培されているのは
甘みがあってコシが強く、そば本来の風味が味わえる
人気の『最上早生原種』という品種です。
例年、10月には新そば祭りが開催され、
地元の人たちを中心に大人から子供まで、うまいそばの条件とされる
『そばの三(さん)たて 』 ~挽きたて 打ちたて 茹でたて~
の、そばの香りが楽しまれています。
当館でもこれからの季節、
香り豊かな新そばでお客様をお迎えいたします。
つなぎを一切使わない当館の十割そばは、
鼻に抜けるその繊細な香りごと、ご賞味いただけるよう
そばつゆとのバランスにもこだわった上品な味わいが好評です。
銀山温泉の紅葉も、これからが見頃。
色づく山並みを眺めながら、ゆったりと
温泉とそばとお酒を楽しむ風流な秋へお出かけください。